ここでは香川県内の土地価格にスポットを当て、主要なエリアの相場価格や価格傾向などの情報を取りまとめてご紹介していきたいと思います。
香川に限ったことではありませんが、一戸建ての注文住宅を完成させるためには、土地を手に入れることも重要な要素になります。
既に土地を持っている方や、ご家族所有の土地に建てるという場合を除き、土地選びにも施工会社選びと同様に、リサーチや検討は欠かせません。ぜひ、参考にしてみてください
令和元年の基準地価によると、香川県全体の平均坪単価は13万3,672円。1平米あたりだと4万0,435円となっています。ちなみにこの金額は47都道府県中、26 位でほぼ真ん中となっています。
とは言え、これはあくまでも「平均」であり、実際にはエリアあるいは立地、さらには地形や周辺環境など様々な要素によって変わってきます。その点はしっかり踏まえておいてください。
ある意味予想通りといった感じですが、自治体別に見ると、県内の平均坪単価ナンバーワンは高松市となっており20万2,082円(1平米あたり6万1130円)で頭ひとつ抜き出ています。
ちなみに県内の地価ランキングにおいてもトップは高松市磨屋町の坪143万1,404 円。以下、トップ10すべてが、高松市内という結果になっています。
気になる金額は、丸亀市の平均坪単価が14万6,251円(1平米あたり4万4,241円)。宇多津町だと平均坪単価13万6264円(1平米あたり4万1,220円)となっています。以下、4位坂出市と5位土庄町までが平均坪単値10万円台。6位善通寺市と7位琴平町で9万円台となっています。
以上の通り、香川県内では高松市の住宅地価は堅調で、その他のエリアは少子高齢化が進むことで、地価も下落傾向と予想されています。
そんな中で、注目は、平均坪単価8万3,305円(1平米あたり2万5,200円)で県内10位の三木町。高松市に隣接しており、いわゆるベッドタウンとしての需要が見込まれています。
一方で、あくまで平均値ですが、土地価格は高松市の約1/3とかなりリーズナブル。土地購入の際には、検討しておきたいエリアと言えるでしょう。