うどん県として一躍有名になった香川県。うどんが大きくピックアップされていますが、魅力はそれだけではありません。「自然豊かな環境で暮らしたい」「新しいことにチャレンジしたい」「災害が少なくのびのび暮らせる」といった理由から、香川県への移住を希望する人が増えています。
そんなたくさんの魅力が詰まった香川県の中で、おすすめのエリアについて詳しくまとめてみました。どの地域もそれぞれ良さがあり、住みやすいおすすめエリアです。香川県へ移り住もうと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
香川県の県庁所在地である高松市。香川県のほぼ中央部にあり、瀬戸内海の温暖な気候に恵まれた地域です。人口は約42万人。東西約23km、南北約36kmの中に海や山、街がぎゅっと集まっており、特に中心部は、自転車で15分も走れば生活に必要なことがほぼ揃う多機能＆コンパクトシティです。自然災害や犯罪が少なく、病院や子育て施設も充実しているので、子育て世代も安心して暮らせる地域と言えるでしょう。
県庁所在地でもある高松市は、香川県内でもっとも土地価格が高くなっています。宅地の平均価格は5万3,208円／m2、坪単価は17万5,895円／坪です。高松市の中で高価格となっている地点は「高松市磨屋町2番6外」で、40万8,000円／m2。最低価格地点は「高松市庵治町字生ノ國3141番21」で、1万1,000円／m2となっています。
丸亀市は、瀬戸内特有の温暖少雨な気候で、災害も少なく、1年を通じて暮らしやすい街です。人口は約１１万３千人、面積は112平方キロ。丸亀城をシンボルとして、風光明媚な瀬戸内海、讃岐平野に広がるのどかな田園風景など、自然と歴史文化が融合した中に学校や病院、商業施設なども充実しています。
松本市に次いで2番目に人口の多い丸亀市。地価の高さは高松市、綾歌郡宇多津町に次いで香川県で3位となっています。宅地の平均地価は3万6,000円／m2、坪単価は11万9,008円／坪です。丸亀市でもっとも地価が高い地域は「丸亀市塩飽町50番3外」で、9万5,000円／m2。もっとも低い価格の地域は「丸亀市綾歌町岡田下字西新田156番1」の1万9,900円／m2です。
香川県の西部に位置し、愛媛県や高知県にも近い位置にある三豊市。人口は約6万5千人。香川県で3番目に人口の多い都市でありながら、瀬戸内海のど真んなかで海あり山ありと自然も豊か。詫間町にある荘内半島は浦島太郎ゆかりの地と言われ、不思議な地名や物語を感じる名所が多く存在しています。
三豊市は7つの街が合併してできた市です。香川県内で土地は高いほうではなく、全体の15位。宅地の平均地価は1万7,246円／m2、坪単価は5万7,013円／坪となっています。三豊市の中でもっとも地価が高いのは「三豊市詫間町詫間字宮の下1338番110」の4万円／m2。最低地下価格は「三豊市詫間町詫間字経面2112番116外」の1万1,500円／m2です。
坂出市は、香川県北部のほぼ中央に位置する市です。人口は約5万2千人、面積は92.49平方キロ。瀬戸内海に面し、瀬戸大橋の四国側玄関口として栄えています。沿岸部にはかつて塩田が広がり、全国有数の「塩の町」「塩の積み出し港」として栄えましたが、塩田が廃止された後は港湾開発や埋め立てなどにより、全国有数の港湾工業都市となりました。
木田郡にはもともと三木町と庵治町、牟礼町という３つの町がありましたが、庵治町と牟礼町は高松市と合併し、現在木田郡は三木町のみとなっています。香川県の東部にあり、南は徳島県と、西は高松市に接しています。南北に長く、面積は約76平方キロ、人口は約２万7千人。高松市のベッドタウンとなっており、香川大学医学部ならびに農学部三木キャンパスの学生街でもあります。
さぬき市は、瀬戸内海の穏やかな気候と讃岐山脈に広がる緑豊かな風景が魅力のまちです。人口約4万8千人、面積は約159平方キロ。江戸の奇才、平賀源内を輩出した土地としても知られ、さまざまな歴史的観光資源に恵まれています。四国霊場８８ヵ所では、86、87、88番の札所がある｢結願のまち｣としても知られ、巡礼者を温かく迎える「おもてなし」の心は、市民の人柄としても深く受け継がれています。
