香川県の県庁所在地である高松市は、四国地方の経済の中心地として機能している都市です。市内には大型商業施設もいくつかあり、県外からの買い物客も見受けられます。
人口は約42万人で、愛媛県の松山市についで四国2位の都市部。大手企業の四国支社や、四国を代表する企業が高松に集まっています。そんな高松市の住みやすさや、有名スポットについてまとめてみました。
高松市は瀬戸内気候のため年間を通して温暖で災害も少なく、とても住みやすいと言われています。市の政策の一環として、生活上必要機能を一定範囲に集める「コンパクトシティ」として、高松中央商店街の再開発を実施。高松市の中心部に位置する高松中央商店街は合計8つの商店街からなり、全長2.7kmの日本一長いアーケードとなっています。
交通機関は高松琴平電気鉄道(ことでん)とJRがありますが、道路の整備が充実しているので車が主要な交通手段となっているようです。子育て支援制度は充実しており、保育所や幼稚園に第2子以降が同時在園した場合、利用料は無料。経済的な負担を軽減できます。
香川県の県庁所在地である高松市は、四国地方の経済の中心地としても機能しています。人口は約42万人で、愛媛県の松山市に次いで四国第2位。四国の玄関口として、電車やバス、飛行機などの交通機関も充実している上、市内には大型商業施設が複数あるので買い物には困りません。「住みよくて、便利」と移住者からの評価が高いエリアです。そんな高松市の病院、子育て&教育、交通の利便性、治安についてそれぞれまとめてみました。
香川県は、人口に対する救急指定病院が他の地域よりも多いことが特徴です。救急車が搬送する所用時間の短さも全国トップクラス。その中で高松市も、市内に病院が35、診療所が421あり、人口10万人あたりの救急病院数は4.9か所で全国6位(全都道府県中/2016年10月)となっています。急な病気やケガの時にも心強いですね。また、子どもの医療費は無料(通院なら小学6年生まで、入院なら中学3年生まで無料)と、子育て世代に嬉しいサポート体制も整っています。
保育所・こども園・幼稚園は2018年4月現在で市内に146か所。幼保連携型こども園への移行や私立保育所の創設など、良好な保育環境づくりが進められています。地域子育て支援拠点も市内に32か所(2018年3月)と中核市で第3位。保育所や幼稚園に第2子以降が同時在園した場合、利用料が無料になるなど子育て支援制度も充実しています。
小学校は49校、中学校は23校ですが、高松第一学園で小中一貫連携教育を実施。全小中学校で小中連携教育も行っています。全小学校に英語指導補助員、全中学校にALTを配置するなど、英語教育にも力を入れています。
四国の玄関口として、電車やバス、飛行機、フェリーなどの交通機関が充実しています。東京までは飛行機で90分。高松空港からは、海外への直行便も就航。関西へは鉄道や高速バスの便数も多く、大都市圏へのアクセスが簡単にできます。また、高松駅から徒歩5分の高松港からは、フェリーで小豆島や直島といった自然豊かな離島に行けるフェリーも就航しています。
市内は循環バスや路線バス、シャトルバスが各方面へ運行しています。一方で道路整備が充実しているので、日常生活では車を移動手段とする人が多いようです。
市内の施設が充実している一方、駅を少し離れると田園風景が広がり、のどかな印象の街です。マンションより一軒家が多く、知らない方でも挨拶を交わすなど、平和で穏やかな雰囲気。新聞やニュースで報道されるような事件、事故などがほとんどなく、比較的治安は良いと言えるでしょう。伏石町、松縄町エリアは大手家電店やスーパー、クリニック、公園も多いので小さなお子さんがいるご家族世帯が多いよう。古くからの文教地区である栗林エリア、徒歩圏内で全てが揃う市内中心部、閑静な住宅街が多いサンシャイン通り周辺なども根強い人気です。
桜・菖蒲(あやめ)・萩(はぎ)・梅といった、四季折々の花の名所が点在している栗林公園。その美しさは、景色が優れている「日本三名園」にも劣らないと言われています。観光スポットなっていますが、早朝から散歩している方や季節の花を楽しんでいる方も多くいるのが特徴です。特に空が澄んだ早朝は、絶景を楽しめます。
高松空港に隣接するさぬきこどもの国は、体験型の遊びが楽しめる大型児童館です。美術・音楽・化学・コンピューターの4つ工房、スペースシアター、サイクルスポーツ施設など、さまざまな設備があるので一日中楽しめます。施設によっては有料のところもありますが、入園料は無料です。
国の指定となっている史跡です。瀬戸内海の海水をお堀に引き込んだ城は、日本三大水上として知られています。園内には国の名勝(鑑賞上価値が高い土地)に指定されている庭園があり、春は桜見物や植木市、秋は菊花展といった多彩な催しも開催。映画のロケ地としても使用されています。