黒を基調としたスタイリッシュな和風建築に、ステンレスのキッチンや丸窓など、個性的な要素が加わった「和モダン」建築です。
外観
京町屋の家を思わせるような佇まいのこの家は、和風建築と現代建築が融合した「和モダン」をテーマに建てられました。外壁と瓦屋根が黒で統一されており、重厚感もたっぷり。ヒノキの白い柱が黒い外壁のアクセントとなっています。
玄関
家に入ると丸窓から陽の光が差し込み、玄関全体を明るく照らしてくれます。目の前には扇形の飾り棚に、季節の花々が。真四角の照明も旅館に来たかのような錯覚を起こさせます。客人をあっと言わせる、おもてなしの心が感じられるスペースです。
リビング
床は竹のフローリングで洋風の趣がありつつも、3つ並ぶ四角いデザインの照明が和モダンの雰囲気をぐっと深くしているリビング。白い内壁と黒い縁取りにも日本らしさを感じます。大木から切り出して造られた大きな食卓は、家族団らんのシンボル。どっしりとした存在感をアピールしています。
和室
リビングの段差を超えて上がった先には、映画の世界に出てきそうなスタイリッシュな和室が広がっています。同じサイズで揃えられた畳と梁が印象的。床の間とふすまも黒で統一されていて、落ち着いた雰囲気を見せています。
キッチン
キッチンはシルバー一色で、業務用ではないかと見間違うほどの重厚感と高級感があります。床下収納庫もついているので、料理のレパートリーが充実すること間違いなし。勝手口は家の外壁同様に黒で統一されています。
和風の趣を強く残しつつ、現代の建築基準や技法とうまく融合した和モダンの家です。柱と室内にはヒノキ、床には竹。丸窓や飾り棚と、依頼主が思う「カッコいい和風の家」の理想が形になりました。ソファはなく、床に座ってゆったりするのも日本独特の生活です。和風の趣と現代建築の技法がミックスした家のなかでは、今日も家族の笑い声が響き渡ります。
会社名 | 株式会社日進堂 |
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所在地 | 香川県高松市伏石町2037-18 |
アクセス | 琴電長尾線「三条駅」徒歩12分 |