こちらでは香川で注文住宅を建てるにあたり、予め知っておくべき各種の事情について、取りまとめてご紹介していきたいと思います。そもそものお話として、注文住宅の建設というものは、多くの方にとって一生に一度、あっても二度程度の限られた機会です。それゆえ、以前まではあまり意識してこなかった、さまざまな事情や情報といったものを出来る限り知っておくことが重要です。
実際、せっかくの注文住宅を建てても、あとから「違った!」「もっとこうしておけばよかった!」となるケースはたくさんあります。そうならないためにも、ぜひ知識を深めておいてください。
注文住宅の依頼先は大きく分けると、ハウスメーカーと工務店があります。それぞれにメリットとデメリットがあるので、それらをキチンと理解した上で、ご自身の依頼先に適しているのはどちらなのかを判断することが重要です。
家づくりは、一生に何度とない大きな買い物です。新生活のためにも、少しでもお金を節約して家づくりをするようにしましょう。自治体や国では、家を建てる世帯に対してさまざまな給付金・助成金制度を用意しています。利用できる制度があれば、漏れなく利用するようにしてください。
他にも、高松市や丸亀市などの市町村単位で給付金・助成金制度を用意しています。詳しくは役所の担当窓口まで相談してみましょう。
ここでは、国と香川県が実施しているものをご紹介しています。
不動産関連の広告などでも目にする機会の多い「長期優良住宅」。耐久性など所定の基準を満たした物件には、税金やローン金利などで優遇措置が受けられるなどのメリットが用意されています。
注文住宅を建てる際の費用は、おおむね延床面積によって決まります。もちろん、工法や部材の違いによっても費用が異なってきますが、まずは標準的な注文住宅の価格を延床面積別でイメージしておくことが大切です。
全国の平均的な一戸建ての延床面積は約40坪。一方で香川の平均的な一戸建ての延床面積は約42坪。これら平均を基準に、上記の表で総費用の目安をイメージしてみてください。
香川における平均相場をご紹介するとともに、年収との関係性や、住宅以外の諸費用などについてもまとめています。
注文住宅の建設には、土地の入手も不可欠です。香川県全体の平均坪単価や、エリア別の平均坪単価の単価とランキング、香川県内での注目エリアなどの情報を取りまとめてご紹介しています。
高松の中心部は住環境がとても良いのですが、現状、住宅の供給量は少なめです。逆に、中心部を外した場所なら住宅用地が比較的見つかりやすいので、不動産屋さんや建築事務所等に相談してみましょう。
高松駅から予讃線、高徳線、琴平線、長尾線、志度線などが走り、電車の利便性が良いため、あえて中心部を外したエリアを選んでもさほど不便はありません。もとより香川県での通勤・通学における自家用車利用率は6割超なので、車での移動を前提にすれば、駅近ではないエリアでも大きな問題はないでしょう。
香川県は比較的温暖なエリア。冬はさほど寒くはなく、逆に夏は猛暑日が続くことがあります。熱帯夜になることも少なくないので、家づくりの際には、冷房効率の良い断熱素材を検討してみてください。