おだやかな空と自然が広がり、ゆったりとした時間が流れる木田郡（三木町）。木田郡は南北に広く長く広がっており、北・西は高松市、東はさぬき市と隣接しています。
近年、移住者が増加しており、移住フェアへの参加や空き家バンクを活用するなど、移住者を支援する活動に力を入れているのが特徴です。人口は約2万7千人。おだやかに過ごす人が多く、人情味あふれる町です。「日本一子どもを産み育てやすい町」として、さまざまな支援策も行っています。
意外なアクセスの良さで、のんびりした田舎暮らしと都市への通勤・通学も可能な木田郡三木町。大型ショッピングセンターなどはありませんが、スーパーなど小売店は充実しているので日常的な買い物には困りません。
香川大学付属病院をはじめ医療施設も整っており、子育て支援にも力を入れているので、穏やかな暮らしをするには良い環境と言えそうです。
高松市と隣接しており、ベッドタウンとしても人気があります。町の中心を鉄道が通り抜けるように走っており、電車での移動も非常に便利です。
街にはスーパーやドラッグストア、飲食店などの生活に必要な店舗がそろっており、日常の買い物に困ることはありません。
木田郡三木町は獅子舞でも有名な町で、大獅子が町を練り歩き乱舞する「獅子たちの里 三木まんで願。」は迫力満点です。三木町のシンボルキャラクターにも獅子が使われています。
木田郡三木町の土地価格は、基準地価が2万5,050円/m2、坪単価は8万2,809円です。
「日本一子どもを産み育てやすい町」と目指す三木町では、特に小児医療に力を入れています。中学卒業までの医療費無料化をはじめとして、小中学生対象の血液検査実施。5歳児健診などの取り組みも行っています。町内の一般病院は3か所、診療所は19か所、歯科診療所は11か所です。
三木町には高松東インターチェンジを降りてすぐのところに、香川大学医学部附属病院があります。町に総合病院があるので、安心して暮らせるでしょう。
ほかにも、内科・外科・整形外科・小児科などの病院、休日当番医・薬局もあるのがポイントです。隣接している高松市の病院利用者も多数見受けられます。
町内の保育園は7か所、幼稚園が7か所、小学校が4校、中学校が1校です。国公立の小・中・高・大学が揃っている事から、「文教の町」でもある三木町では「日本一子どもを生み育てやすい町」を目指して、さまざまな子育て支援を積極的に進めています。
子育てサポートの体制が整っているのも、木田郡三木町の特徴です。妊娠・出産期には専門家による相談窓口が設置されており、助産師による訪問や電話での相談もできます。
乳児期・就学前には、第一子、第二子の出産時に10,000円分、第三子以降に200,000円分の子育て支援券が交付されます（町内で利用可能）。ほかにも家事を援助する子育てホームヘルパーの派遣や乳児の一時預かりなどもあり、病児保育、病児のお迎え・受診代行と手厚いサービスを受けることが可能です。
就学期には放課後児童クラブが開校され、平日は18時半まで預かりが行われています。1年生から6年生まで利用できるので、共働きの家庭でも安心して暮らせるでしょう。
木田郡三木町を通るのは、高松琴平電気鉄道です。全部で7つの駅があり、高松市街地へは電車で30分ほどでアクセスできます。
町内にはさぬき三木インターチェンジもあり、高速道路に乗れば大阪まで3時間で行くことも可能です。
三木町にはことでんバス・大川バスのほかにも三木町コミュニティバスが走っており、町内を巡回しています。運賃は均一で100円と、手軽に利用できる公共交通機関です。とはいえ、やはり生活の基本はマイカーとなるでしょう。交通量や渋滞が少ないので、ストレスを感じることはありません。
木田郡三木町の犯罪発生率は0.805%と低く、比較的治安の良い町であるといえます。大きな事件やトラブルはほとんどありません。ただ、街灯が少ないので、遅い時間の下校や帰宅時は場所によって足下が見えず危険な場所も。
夜間の街灯が少ないことが気になりますが、夜道で危険な目にあったという情報は見受けられませんでした。学生の場合は自転車、成人はマイカー移動の方が多いので、街灯の少なさなど不便さを感じないようです。
豊かな自然の中に位置する三木町総合運動公園。プールや舟艇に、サッカーやテニスなどが楽しめる総合運動施設です。年間を通して利用でき、友人や家族と楽しい時間を過ごせます。
9時から22時まで利用できるので、休日はもちろんアフターファイブにスポーツを楽しむことも可能です。
トレスタ白山はブライダルや宴会にも利用できる宿泊施設です。レジャープールやアイスアリーナは誰でも利用でき、休日のレジャーを楽しめます。プールにはウォータースライダーも2台完備されており、本格的なレジャープールです。
おすすめは徳島県の清水温泉より源泉が運ばれた天然温泉。日帰り入浴が可能で、日々の疲れを癒せます。
おいしいイチゴが食べ放題のいちご農園「森のいちご」。香川ブランドの「さぬき姫」などを60分間で好きなだけ食べられます。子どもの背丈に合わせていちごが栽培されたキッズハウスもあり、いちご狩り体験を通して植物の大切さや収穫することの喜びを学べるでしょう。動物ふれあい広場もあり、子どもと一緒に楽しめるスポットです。
虹の滝キャンプ場は町の南西部にあります。県指定の自然記念物でもある滝には雄滝・雌滝の二つの滝があり、水煙が立ち上る中に日光が差し込み美しい虹を描くことから「虹の滝」と名付けられました。キャンプ場が整備されており、大自然の中で自然とのふれあいを楽しむことができるスポットです。
三木町のシンボルでもある白山は、富士山に似た姿形から「東讃富士」とも呼ばれています。
高さ203メートル、四季の移ろいを楽しめる山道は山頂まで綺麗に整備され、気軽に散策することができます。山の頂きにある大岩には深い穴があり、硬貨を入れるとしばらくの間音が聞こえるとも言われています。
讃岐百景の一つである「山大寺池」のほとりにある森です。「生きた化石」とも呼ばれるメタセコイアを2,700本植樹し、森林浴なども楽しみながら悠久の時に思いを馳せるのも良いですね。
ティラノサウルス、トリケラトプスの遊具なども設置されており、子どもたちの遊び場としても人気です。
観光スポットではないですが、三木町を語る上で外せないのがこのお祭り。毎年秋に開催される、三木町のシンボル「獅子」が町中で舞い踊る一大イベントです。町内各地区の獅子連が一堂に会し、それぞれの舞いで場を盛り上げる迫力と盛り上がりを楽しめます。
