地方へ移住する人には、さまざまな背景があります。
ここでは、実際に香川県に移住をした人の背景をご紹介します。どんな思いで香川に移住し、現在どんな気持ちで過ごしているのかを知り、移住後の生活のイメージをしてみましょう。
学生時代にゼミの研修で豊島に行ったのをきっかけに何度も足を運ぶようになりました。豊島に住む人の優しさや美しい自然は、何ともいえない魅力を感じます。
大学卒業後は都内のIT企業に勤めていましたが、以前豊島でお世話になった方から、豊島の活性化について声をかけられました。これが決め手となり移住を決断。豊島に移住してからはハウスを借りていちご栽培をしたり、豊島の魅力を伝える観光ガイドを始めたりとアクティブに活動しています。自分がやりたいことができるので毎日が楽しいですね。
島には高齢者が多いため、生活支援のサポートや農作業の補助など取り組むべき課題はたくさんあります。今後も、豊島のために活動していけたら幸いです。
2011年に初めて旅行で香川県を訪れました。その時見た「さぬきの獅子舞」が気になり、土地柄や文化に興味を持つようになっています。何度も足を運ぶようになり、喫茶店の店員やガソリンスタンドのお兄さんに色々情報を教えてもらいました。
出会う人がみんな親切で、素敵な土地だと思います。やがて、移住しよう!と決心して色々調べることにしました。香川で仕事が決まってから移住しようと思い、就活しながら準備。見事、香川の県産品に関わる業界に内定をいただきました。
住居に関しては香川で知り合った方の紹介で、一戸建てで家具家電付きの家に住むことに。格安で貸してもらえているのでとても感謝しています。
生まれてからずっと東京都内に住んでおり、郊外に移住したい気持ちがありました。そんな中結婚して子供が生まれたのをきっかけに家族で直島への移住を決断。
直島を選んだのは、地震が少なく伝統文化が魅力的なところ。また、地域住民との交流やかかわりがあるので、子育てに最適だと思ったからです。実際の移住は、直島でカフェや民宿をオープンするための資金を貯めてからにしました。
訪れるお客さんと話す毎日は、いろんな所の話が聞けて、定住しているのに旅をしているような感覚。とても楽しく過ごせています。
震災を体験したのをきっかけに、電気や機械に頼らない自給自足で生活したいという気持ちが芽生えました。以前、旅行で訪れた香川県がとても気に入り、移住を決意。家族全員で引っ越すことにしました。家や仕事など色々大変でしたが、結果移住して良かったと思っています。
移住前は東京都内に住んでいましたが、定期的に香川県主催の移住セミナーが開催されていたおかげで、計画的に準備を進めることができたと思います。移住前は色々考えたり悩んだりすると思いますが、実際にやってみないと分からないことがほとんど。今までの価値観を変えるために、思い切って新しい環境で暮らしてみるのも良いと思いますよ。